「ウーバーイーツを始めたいけど、大きなバッグを背負うのは抵抗がある。」
そんな悩みを持つ方も多いのではないでしょうか。
実は、Uber Eatsの配達バッグは必須ではありません。ただし、バッグなしで配達すると、思わぬトラブルにつながることがあるため注意が必要です。
本記事では、バッグなし配達の公式ルールやリスクを詳しく解説。公式バッグ以外の代用品や、配達員が実践している工夫などもご紹介するので、ぜひ最後までお読みください。
ウーバーイーツ配達員はバッグなしで配達できる?公式ルールを解説
Uber Eatsの公式見解は「推奨」だが「必須」ではない
Uber Eatsでは、配達バッグの使用は「推奨」とされており、必須ではありません。Uber Eatsのコミュニティガイドラインにも明記されています。
これは、Uber Eatsが配達パートナーと個人事業主として業務委託契約を結んでいるためです。従業員でない以上、使用する道具を会社側が強制することは不可能。つまり、ルール上は配達バッグなしでも違反にはなりません。
ただし、ガイドラインには「断熱素材の配達用バッグを使用すると注文者の満足度向上に役立つ」との記載も。とくに自転車配達では揺れや天候の影響から料理を保護するため、バッグの使用効果が高いとされています。
バッグなしが許可されている理由は業務委託契約にある
Uber Eatsの配達パートナーは、会社の従業員ではなく個人事業主です。この業務委託契約という形態が、バッグ使用を強制できない理由になっています。
雇用契約であれば会社が業務に必要な道具を指定できますが、個人事業主には当てはまりません。配達パートナーは自由に働く時間や場所を選べるほか、使用する道具も自分で判断できる立場にあります。
そのため、Uber Eats側は「配達バッグを必ず使ってください」という強制的な表現ができません。
ただし、これはあくまで法的な制約によるもの。実際の配達では、バッグなしで品質を保つのは極めて困難です。業務委託だからこそ、配達品質を保つ責任が配達パートナー自身にあります。
バッグなしで配達した場合の実際のリスクとは
配達バッグを使わずに配達すると、料理の温度が保つことが難しくなります。自転車やバイクで走行中は風を受けるため、あたたかい料理は冷めてしまうことも。逆に、冷たいドリンクやアイスはぬるくなってしまいます。
また、走行中の振動で料理が傾いたり、汁物がこぼれたりするリスクも高まります。ハンドルに袋を引っかける、前カゴに入れる運び方では、商品を水平に保てません。
さらに、雨天時には、商品が濡れて台無しになる可能性も。配達品質の低下は注文者からのクレームに直結し、配達の機会が減ることにもつながってしまいます。
店舗やお客様からBAD評価を受ける可能性
バッグを使わないと、店舗とユーザーの両方から悪い評価を受けることがあります。Uber Eatsの評価システムには「配達バッグを使用していなかった」という項目が。料理が冷めていたり崩れていたりした場合、この理由でBAD評価をつけられることがあるため注意が必要です。
一部の店舗では、配達バッグの提示が求められるケースも。バッグなしで料理を受け取りに行くと、商品の受け渡しを拒否される可能性があります。
また、ユーザーのなかには、配達員がバッグを持っているか目視で確認する方も。対面配達の際にバッグを背負っていないと、不信感を持たれることがあるでしょう。

悪い評価が積み重なると、アカウント停止のリスクも高まります。
配達バッグを使わないと起こる具体的なトラブル
配達バッグを使わないと起こる具体的なトラブルは、大きく分けて下記の4つがあります。
- 料理が冷める・ぬるくなる
- 商品が崩れる・こぼれる
- 店舗から受け取り拒否される
- アカウント停止の可能性も

順番に解説します!
料理が冷める・ぬるくなる
配達バッグを使わないと起こる問題のひとつに、温度管理ができないことが挙げられます。あたたかい料理は配達中に外気温の影響を直接受けることも。とくに冬場は、あっという間に料理が冷めてしまいます。
反対に、夏場は冷たいドリンクやデザートがぬるくなってしまう可能性が。アイスクリームなどは溶けてしまい、商品としての原型がなくなってしまうこともあります。
配達バッグの断熱材は、温度変化を防ぐために採用されています。バッグなしで配達すると、たとえ近い距離の配達であっても料理の質を損ねてしまう可能性があるため注意が必要です。
商品が崩れる・こぼれる
配達バッグがないと、商品を安定して運べません。自転車のハンドルに袋を引っかけたり、前カゴに入れたりするだけでは不十分。とくに丼ものやスープ類は、バッグなしでは汁がこぼれやすくなります。
また、お寿司やケーキなどの繊細な商品は、形が崩れて見た目が悪くことも。ピザも、箱が傾くとチーズやトッピングがかたよってしまいます。
配達バッグには、商品を固定して水平に保つ役割があります。バッグなしでは、どんなに慎重に運転しても商品の破損は避けられません。こぼれた料理はクレームに発展することもあります。
店舗から受け取り拒否される
配達バッグを持っていないと、店舗で商品の受け取りを断られることも。実際にSNSでは「バッグを持っていない配達員に商品を渡さなかった」という店舗の声も見られます。
店側から受け取り拒否されると、もちろん配達はキャンセルしなければなりません。また、店舗からUber Eatsに通報される可能性すらあります。
アカウント停止の可能性もゼロではない
バッグなしでの配達を続けると、場合によってはアカウント停止になってしまうことがあります。
Uber Eatsでは、配達パートナーの評価を継続的にモニタリングしています。BAD評価が一定以上蓄積すると、警告メールが届くことも。それでも改善が見られない場合、配達の機会が制限されたり、アカウントが停止されたりすることがあります。
配達バッグを使わないことで料理が傷んだり崩れたりすれば、BAD評価は増えます。実際に「配達品質が著しく低い」という理由でアカウント停止になったケースも。最悪の場合は永久停止になることもあります。
ウーバーイーツ公式バッグ以外の代用品でもOK?おすすめの選び方
他社デリバリーバッグ(出前館・Wolt・menu)でも問題なし
Uber Eatsでは、公式バッグ以外の使用も認められています。そのため、出前館やWoltなど、他社のロゴが入ったバッグでも配達が可能。複数のフードデリバリーサービスを掛け持ちしている配達員も多いため、他社バッグの使用は珍しくありません。
ただし、対面で商品を渡す際に、ユーザーから不審に思われてしまうことも。Uber Eatsで注文したのに他社のバッグを背負った配達員が来れば、なかには「あれ?」と感じる方もいるでしょう。
気になる方は、100円ショップの補修シールなどでロゴを隠すのがおすすめです。
市販の配達バッグを選ぶ際の必須条件
市販の配達バッグを選ぶ際、まずは保温保冷機能がしっかりしているかどうかを確認しましょう。断熱材が使われていないバッグでは温度管理ができません。
また、サイズは横幅30cm以上・奥行20cm以上・高さ35cm以上、容量は35Lを目安に選びましょう。このサイズであれば、ピザなどの大きなサイズの商品にも対応可能。内部に仕切りがあれば、あたたかいものと冷たいものを分けて運べます。
加えて、防水性があるかどうかもチェックしましょう。防水性のあるバッグであれば、注文が増えやすい雨の日でも安心です。
なお、Amazonや楽天では、配達用のバッグが2,500〜4,000円ほどで購入が可能。確定申告の際には経費として計上できるため、領収書は必ず保管しておきましょう。
サーモスの保冷バッグをカゴに入れる方法
自転車配達の場合、サーモスの保冷バッグをカゴに入れるという方法もあります。
サーモスのREJ-025は25Lサイズで、買い物カゴにもぴったり。バッグを背負う必要がなく、身体への負担を軽減できます。前カゴやリアキャリアに固定すれば、安定した配達も可能です。
加えて、料理の出し入れが簡単なことや、保冷保温機能付きなこともポイント。価格も2,000円前後とリーズナブルで、初期投資を抑えたい方もおすすめです。
ただし、容量が25Lとやや小さめな点には注意が必要。大量注文や、ピザなどの大型商品には対応できないことがあります。
バッグなしより代用品を!配達員が実践している工夫
ロゴなしバッグで目立たず配達する方法
配達をしている人のなかには、「配達員をしていることを近所に知られたくない」という人もいます。しかし、Uber Eatsのロゴが入っていないバッグを使えば、目立たずに配達が可能です。
公式バッグには大きなロゴが入っているため、かなり目立ってしまうもの。しかし、ロゴなしのバッグなら、普通のリュックに見えるため、周囲の視線を気にせずに済みます。
Amazonで「デリバリーバッグ ロゴなし」で検索すると、多くのアイテムが見つかります。価格は2,500〜4,000円で、なかには公式バッグと同等の機能を持つモノもあります。

出前館やWoltなど、複数のサービスを掛け持ちするのにも便利です。
軽量コンパクトバッグで副業配達に最適化
会社帰りや用事のついでに配達したい人には、軽量かつコンパクトなバッグがおすすめです。
公式バッグは重量が約3kgあり、サイズも大きいため持ち運びに不便。副業として短い時間だけ配達をする場合、容量のあるバッグはそこまで必要ありません。
市販の軽量バッグなら、本体重量が1kg前後のモノも。また、なかには折りたたみが可能なモデルもあり、会社のロッカーなどに置いておけます。
ただし、ピザなどの大型商品や大量注文に対応できない場合がある点には注意が必要。配達リクエストを受ける際に、商品内容を確認してから判断しましょう。
保温保冷バッグを2つ使い分ける上級テクニック
配達員のなかには、配達バッグのなかに保温用と保冷用のバッグをそれぞれ入れている人もいます。ファストフードなど、温冷商品が混在する注文でも安心して配達できます。
加えて、バッグ内で商品が動きにくくなり、崩れやこぼれが防げるのもポイント。保温保冷バッグは100円ショップやホームセンターで購入できます。

配達品質やユーザーからの評価を上げたい方は、ぜひ試してみてください!
バッグなしより、代用品で安全・快適な配達を
Uber Eatsの配達にバッグは必須ではありませんが、実質的には不可欠です。バッグなしで配達をすれば、料理が冷めてしまったり崩れてしまったりして、低評価につながる可能性が高まります。
Uber Eatsの配達では、Uber Eatsの公式バッグ以外に、他社のバッグや市販品が使用できます。保温保冷機能と防水性が備わっているバッグを選びましょう。

