2026年3月4日、Woltが日本での配達サービスをすべて終了しました。
Woltで配達員として稼働していた方にとっては突然の出来事。私も驚きを隠せませんでした。
「次はどこで配達すればいいのか」
「Woltと同じような働き方ができるサービスはあるのか」
と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、Wolt配達員が今すぐ乗り換えられるデリバリーアプリを4つご紹介。報酬体系や対応エリア、登録のしやすさなどをご紹介します。
Wolt配達終了で配達員が直面した問題

撤退の経緯と配達員への影響
Woltは、2026年2月25日に親会社のDoorDashが日本撤退を発表。同年3月4日にサービスが終了しました。配達員への告知は撤退の数週間前に行われ、急な方向転換を迫られた方が多くいます。
Woltは、比較的安定した配達単価と丁寧なサポート体制で知られており、配達員にとって大きな痛手となりました。
なお、乗り換え先のサービスでは報酬体系や稼働ルールが異なるため、登録する前にしっかりと比較しておくことが重要です。
サポート終了後の報酬・精算について
Woltの配達員向けサポートは、2026年3月27日に終了。未払い報酬や精算に関する問い合わせは、3月27日までに対応する必要がありました。
精算が完了していない場合は、労働相談窓口への問い合わせを検討してください。
今すぐ乗り換えられるデリバリーアプリ4選

Uber Eats(ウーバーイーツ)
日本最大手のフードデリバリープラットフォームで、配達員の絶対数・注文数ともに最多です。
報酬はベース料金+距離料金の動的変動制で、ピーク時間帯(10:30~15:00・17:00~21:30)には「ブースト」と呼ばれる割増報酬が発生します。
うまく稼働時間帯を選べばWolt以上の報酬を得られる一方、ピーク外では単価が低くなるため、時間帯の見極めが収入アップのカギです。
なお、対応エリアは全国の都市部に広がっており、引っ越し後もそのまま稼働できるのもポイント。登録はWebまたはアプリから可能で、審査には通常3〜7日程度かかります。
出前館
2000年10月にスタートした、日本初のフードデリバリーサービスです。
基本報酬は全国一律400円/件の完全出来高制。ブースト制度があり、ピークタイム(11:00〜14:00・17:00〜21:00)や土日祝や雨天時は、ブーストが特に高くなります。
47都道府県に対応しており、全国どこでも稼働できるのがポイント。なお、報酬振込は月2回で、1〜15日分は20日、16〜末日分は翌月5日に支払われます。
menu(メニュー)
日本のデリバリーサービスで、キャンペーンがにより注文数が増加傾向にあります。
配達報酬は件数制で、エリアによって単価に差があります。また、アプリの使い勝手がよく、配達員側の管理画面が見やすいのも特徴です。
登録は比較的シンプルで、審査期間もUber Eatsより短い傾向にあります。対応エリアは都市部中心ですが、拡大が進んでおり、今後の成長に期待が持てます。
ロケットナウ(Rocket Now)
2025年1月にサービスが始まった新しいフードデリバリーサービスです。配達報酬の単価設定が他社と比べて高い傾向にあり、注目が集まっています。
2026年6月時点で17都道府県に対応しており、エリアは拡大中です。まだまだ発展途上ですが、早期に登録しておくことで、稼働エリア拡大時にすぐ動ける利点があります。
また、複数アプリを掛け持ちする際に補助的に活用するのも有効な使い方です。
乗り換え先を選ぶ4つのポイント

どのアプリが自分に合うかを判断するには、以下の4点を基準に考えると整理しやすくなります。
報酬体系(動的変動制 vs 固定・安定制)
Woltは比較的安定した単価設定だったため、変動の大きいUber Eatsに戸惑う配達員もいます。
安定した収入を重視するなら直接雇用型の出前館、高収入を狙いたいなら、Uber Eatsのブースト時間帯を集中的に狙うのがおすすめです。
まず複数のアプリで試しに稼働して、自分に合う報酬体系か見極めることをおすすめします。
稼働できるエリアの広さ
住んでいる地域や主な稼働場所によって使えるアプリが変わります。
地方で稼働している方には、対応エリアの広い出前館かUber Eatsがおすすめです。反対に、都市部在住であれば、4サービスすべてを試す価値があります。
複数アプリに登録しておき、エリアごとに使い分ければ、稼働機会が最大化できます。
登録のしやすさ・審査期間
いずれのサービスも、スマートフォン・本人確認書類・銀行口座があれば登録できます。
一般的な審査期間の目安はUber Eatsが3〜7日、出前館が1〜2週間、menuが2〜5日程度です。早く稼働を再開したい場合は、複数のアプリへ同時に申し込みをしておきましょう。
注文数と稼働しやすい時間帯
注文数が多いほど待機時間が減り、時間当たりの収入が上がります。
Uber Eatsは昼・夜のピーク時間帯に注文が集中するため、その帯を狙った集中稼働が効率的です。また、出前館はランチ需要が安定しており、昼間の稼働に向いています。
自分の空き時間と注文が多い時間帯が一致するサービスを優先して選びましょう。
複数アプリを掛け持ちして収入を安定させる方法

Wolt時代に1つのアプリに依存していた方こそ、複数アプリへの分散登録をおすすめします。
効率的な掛け持ちのやり方
複数のアプリを同時にオンラインの状態にはできないため、注文を受けたら他のアプリをオフにする「切り替え」運用が基本です。
待機中に複数のアプリを開いておき、先にオファーが来たアプリで配達に出る方法です。稼働エリアによって強いアプリが異なるため、場所に合わせてメインアプリを切り替えていきましょう。
確定申告への注意点
複数アプリでの収入は、合算して確定申告が必要です。
各アプリの配達履歴・報酬明細はアプリ内で確認・ダウンロードできるため、毎月記録を保存しておく習慣をつけると、年末の申告作業がスムーズになります。
また、副業として行っている場合、本業の源泉徴収票との合算で課税される点もおさえておきましょう。
よくある質問

Woltの配達員アカウントは他のアプリでも使えますか?
使えません。各アプリはそれぞれ独立したシステムで運用されているため、Woltのアカウント情報は引き継げません。新規アカウントの登録が必要です。
自転車以外でも登録できますか?
Uber Eats・出前館・menuはいずれも自転車・バイク・軽自動車での登録に対応しています。車種によって使える配達バッグや保険の条件が異なるため、確認してから登録しましょう。
Woltより稼げるサービスはありますか?
Uber Eatsのピーク時ブースト込み報酬は、Woltの単価を上回るケースがあります。
ただしブースト外の時間帯では単価が低くなることもあるため、稼働時間帯を意識した計画的な配達が収入アップのカギになります。
まとめ
Wolt配達の終了は急なことでしたが、乗り換え先となるサービスはしっかりと存在します。
Uber Eatsは注文数・報酬上限ともに最大のポテンシャルを持ち、出前館は安定した雇用形態、menuは使いやすさ、ロケットナウは高単価の可能性が特徴です。
まずは複数アプリに同時登録して、自分の稼働エリアや時間帯に合ったサービスを見極めましょう。焦らず試しながら、自分なりの配達スタイルを作っていくことが大切です。

