Uber Eatsや出前館、ロケットナウで配達していて「依頼をキャンセルしたらどうなるのか」「拒否しすぎるとどうなるのか」と不安に感じたことがある人も多いのではないでしょうか。
各社ともキャンセル率や依頼への対応状況を何らかの形でアカウント管理に反映しているとみられますが、具体的な基準は公式に公開されていません。本記事では、公式ヘルプなどで確認できる範囲の情報をもとに、3社のキャンセル率・拒否の扱いを整理しました。
キャンセル率とは何か|「拒否」との違い

キャンセル率の考え方
Uber Eatsの公式ヘルプでは、配達キャンセル率について「リクエストを受け付けた後にそのリクエストをキャンセルした比率」と説明されています。たとえば10件の依頼を受諾したうち4件をキャンセルした場合、キャンセル率は40%という計算になります。
つまり、依頼が来た時点でまだ受けていない状態で見送る「拒否」は、このキャンセル率には含まれないと考えられます。あくまで、一度「受ける」操作をしたあとに取りやめた場合が対象です。
拒否との違い
各社の配達パートナーコミュニティなどでは、依頼を受ける前の「拒否」自体は基本的にアカウントへの直接的なペナルティにはならないとされています。ただし、拒否の頻度が極端に多い場合、依頼が回ってきにくくなるなど、間接的な影響を感じるという声も見られます。
拒否とキャンセルは意味合いが異なるものの、どちらも「稼働状況」として何らかの形でシステムに記録されている可能性がある、という前提で利用するのが安心です。
Uber Eatsのキャンセル率の仕組み

都市ごとの基準値との比較
Uber Eats公式ヘルプによると、キャンセル率は都市ごとに設定された基準値があり、著しく上回ると通知が届く仕組みになっているとのこと。具体的な基準値(%)は明記されていません。
通知からアカウント停止までの流れ
通知を受けたあともキャンセル率が高い状態が続く場合、アカウントへのアクセスが制限される可能性があるとされています。ただし、具体的に何回の通知でどの段階の対応になるかといった詳細な基準は公開されておらず、利用者側から見える範囲では断定できません。
Uber Eatsの依頼がどのように配達パートナーへ割り振られているかの仕組みは、当サイトの別記事でも解説しています。あわせて確認してみてください。
出前館は2025年6月にペナルティ制度を改定

廃止された「トラブルカウント制度」
出前館では以前、違反行為1回につき1カウントが加算され、カウントが一定数たまるとアカウント停止に至る「トラブルカウント制度」が運用されていました。
しかし2025年6月にこのガイドラインは改定され、従来の仕組みは廃止されています。以前の情報をもとにした記事には、古いカウント基準が書かれていることがあるため注意が必要です。
現在は配達実績を総合的に考慮する仕組みに
改定後は、配達実績や過去の記録・過失の内容を総合的に考慮したうえで、必要に応じてアカウント対応を判断する形式に変わったとされています。軽微な違反は経緯を踏まえて判断される一方、法令違反など重大な行為は即座に厳正に対応される可能性があるとされています。
一定回数に達したら即アウトという分かりやすさはなくなったものの、真面目に配達しているパートナーが不利にならない仕組みを目指した改定と説明されています。
ロケットナウのキャンセル・拒否の扱い

受託率と報酬グループへの影響
ロケットナウでは、依頼を受けたあとの完了実績を示す「受託率」が、報酬グループの判定基準のひとつに影響しうるとされています。拒否の回数そのものより、受けた依頼をきちんと完了させているかが重視されている傾向がうかがえます。
拒否そのものは直接的な停止理由になりにくい
拒否を行うこと自体は、直接的なアカウント停止の理由にはなりにくいとされています。ただし、悪質・頻繁なキャンセルを繰り返した場合はアカウント停止に至る場合もあるとされ、この点はUber Eats・出前館と共通する考え方といえます。
3社を掛け持ちする場合は、それぞれのアプリで評価やキャンセルの扱いが異なる点を意識しておくとよいでしょう。掛け持ちのコツは、当サイトの別記事でも詳しく解説しています。
3社に共通する注意点
| 項目 | 傾向 |
|---|---|
| 拒否(受ける前) | 3社とも直接的なペナルティにはなりにくいとされる |
| キャンセル(受けた後) | 3社ともアカウントへの影響につながりうるとされる |
| 具体的な基準値の公開 | 3社とも詳細な数値は公式に明記されていない |
- 依頼は受ける前によく確認し、受けたら基本的には完了させる意識を持つ
- やむを得ずキャンセルする場合は、できるだけ早いタイミングで対応する
- 各社の公式ヘルプやアプリ内の表示を定期的に確認し、古い情報を鵜呑みにしない

各社ともキャンセル率の細かい基準は公表されていないから、「これくらいなら大丈夫」と自己判断しすぎないほうが安心だよ。受ける前によく確認して、受けたら完了させる。それが一番シンプルな対策だと思うよ。
よくある質問
- Q依頼を拒否しすぎるとアカウントが停止されますか?
- A
拒否そのものは基本的に直接的なペナルティにはなりにくいとされていますが、頻度が極端に多い場合は依頼が届きにくくなるなど間接的な影響を感じるという声もあります。
- Q出前館のトラブルカウント制度はまだ有効ですか?
- A
2025年6月2日の改定で、従来の固定カウント制は廃止されています。現在は配達実績や過去の記録を総合的に考慮する仕組みに変わっているため、古い情報をもとに判断しないよう注意しましょう。
- QUber Eatsのキャンセル率の具体的な基準値は公開されていますか?
- A
公式ヘルプでは、都市ごとに基準値が設定されていることは説明されていますが、具体的な数値までは明記されていません。
- Qやむを得ず配達をキャンセルする場合はどうすればいいですか?
- A
各社ともアプリ内のキャンセル機能から手続きするのが基本です。理由によって扱いが変わる場合もあるため、迷ったときはサポート窓口に状況を確認するのが確実です。
- Q3社を掛け持ちする場合、キャンセル率は共通で管理されますか?
- A
各社のアカウントはそれぞれ独立して管理されているとみられ、1社でのキャンセル率が他社のアカウントに直接影響することは基本的にないと考えられます。
まとめ
Uber Eats・出前館・ロケットナウのいずれも、依頼を受ける前の「拒否」より、受けたあとの「キャンセル」のほうがアカウントへの影響につながりやすいとみられます。具体的な基準値は各社とも公開されていないため、受けた依頼はできる限り完了させる意識を持っておくと安心です。
とくに出前館は、2025年6月の改定で従来のカウント制度が廃止。気になることは、各社の最新の公式ヘルプを確認する習慣をつけましょう。




